b7860「姿勢の良い人になろう」という授業で,「自分に正しく,人に優しく」ということを「人と自分の図」を書いて話しました。
その延長の話を,懇親会で少ししました。

「正しい」についての話です。
「正」は,「一」と「止まる」に分解できます。
ですので,「一寸(ちょっと)止まって考えよう」と思っていれば,正しい判断ができるということになります。
カチンと来たときに,「ああ言えばこう言う」ですぐに返すと,けんかになりますが,ちょっと間をおけば,良い解決に向かえます。

どうしてこんな解釈をするのかというと,漢和辞典で漢字の意味を調べたからです。

「正」の一画目の「一」は,古くは「口」として書き城郭を表していました。
また,「正」から「征」が生まれています。
そうして,説文解字(せつもんかいじ)という中国最古の漢字字典には,正は「一以(もっ)て止まる」とあります。
映像が浮かびますね。
「軍隊が城郭に向かって進軍し,城郭の前で止まった」というようなイメージです。
進軍のまま攻めずに,いったん軍を止めて,どう攻めるか考えて軍を動かします。
そんなことを思っていると,自然と「ちょっと止まって考えると,正しい判断ができますね」となるわけです。

こういう話を知っていると,「正しさ」に関する授業をするとき,タイミングを見て話すことができます。
宇和島での授業では話しませんでしたが・・・。
--
関連記事:

投稿が見つかりません。