4年生の「直方体と立方体」のソフト開発が順調に進んでいます!

「辺の平行」を学ぶとき,もっとも重視されるのは,直観です。
パッと見て,平行と感じる辺が平行なのです。
ですので,平行がなんなのか,よく分かっていないと,かなり辛くなります。
そんな子でも,平行が感覚的に分かるようにと,作り込みました。
ご覧の通り,辺に色が付くようにしてあります。

そうして,立体での平行を感覚的にとらえられるようになったら,そこに論理をくっつけていきます。

「ところで,なんで平行といえるの?」などと,問うてみましょう。
「それはこの2つの辺は長方形の向かい合った辺になっているからです!」と答えてくれば,合格です!

でも,辺BCのように,反対側にある辺は,すんなりとは説明できません。
そこも直観的に理解できるように面にも色が付くように作り込みました。
右端にあるバラバラの面が,面への着色ボタンです。[?]ボタンをクリックすると,ナナメの面が登場します。

水色をたどると,
辺EH∥辺FG  辺FG∥辺BC  となります。
そこから,
辺EH∥辺BC   と導かれます。

黄緑を見ると,ストレートに
辺EH∥辺BC   となります。

時間がとれる教室では,ちょっと論理を楽しんでみるのも良い授業になりますね。
すると,黄緑の辺EBと辺HCも平行であることに気付く子も出てきますね。
さすが!の世界になります。
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開発は順調に進んでいます。4年生の先生,ご期待下さい。
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