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山口県で開催された「平成24年度やまぐち教育フォーラム」で,藤本浩行先生と記念撮影をしました。藤本先生が文部科学大臣優秀教員を受賞されたので,それが嬉しくて,一枚記念に撮影しました。

藤本先生は本も出されていますが,『みんな夢中になる わくわく☆ブラックボックス』も出しています。

ブラックボックスというのは,ちょっと知的な箱です。
県の特産品を勉強するときに,「三重県」の紙を上から箱に落とします。紙は,とうぜん,下から出てきます。途中,ボックスの中を通るときに,チョチョイと仕掛けがあり,裏返って,裏面に書いてある「伊勢エビ」の文字が見えるようになって出てきます。

何枚ものカードがこの「わくわく☆ブラックボックス」には,附属していますが,この藤本先生が構想されたブラックボックスは,箱が大きいので,学校で普通に使っているA4サイズの紙が使えます。ですので,表に「3×4=」と書いて,ウラに「12」などと,自作の問題をどんどん作って楽しむことができます。
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自作問題を作るときに,藤本先生考案のアレンジがあります。
紙を二つ折りにして問題と答えを書くようにします。
すると,ブラックボックスで楽しんだ後,紙を開くと,上半分に「3×4=」と書かれ,下半分に「12」と書かれた掲示物ができます。

問題を出して楽しんだ後,掲示物としても有効活用できるのです。

嬉しいのは,1回やると,子ども達もやってみたくなり,実際にやると,ブラックボックスの仕組みが分かるので,今度は紙に問題を書きたくなってきます。
良い学習の方向へ自然に流れていきます。

藤本先生は,文部科学大臣優秀教員を受賞されているのですから,極めて優秀な先生です。その上,さらに,こういった授業への創意工夫の才にも長けています。
一緒に写真が撮れて,とても良かったです。