b7845相模原でアフリカの教育事情の話をしてきました。
資料はパワポ。その中の1枚が右です。
ケニヤの小学校の校門と校舎壁面です。

こちらの小学校のモットーは「STUDY TO ASCEND」です。
日本の小学校にはモットーはありませんが,学校教育目標を子供向けにわかりやすくした「学校訓」「校訓」があります。
校訓は,ストレートに「勉強」とは示さず,「明るく・正しく・たくましく」など学びの内容を,精神面から示すことが多くなっています。

学校訓に似たものとして,学年訓・学級訓があります。
学校教育目標をわかりやすくしたものが「学校訓」。
学年教育目標をわかりやすくしたのが「学年訓」。
さらに,パワフルな先生は学級教育目標をわかりやすくして「学級訓」をつくっています。

学校訓を覚えていると,子供達とあれこれやっているとき,フッと一言出すことができます。
けんかをしてしまった子に,「○○小の子は『明るく』だよね。けんかをしているとき,明るかったかい?」とでも言えば良いわけです。
こういう一言,結構子供達に響きます。
子供とはいえ,小学校への所属意識はあります。
その小学校が掲げる学校訓。
これは「そっちの方に歩みましょう!」という方向性を内包しています。
ですので,校訓を用いることは,歴史的な言い方をすれば,それは「忠」を意識化させることになります。
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