【横山験也のちょっと一休み】№.2092

『教師の文章』の講演会の後は、懇親会でした。

◆須田尚先生は勉強家◆
久しぶりに須田尚先生と歓談しました。
若いころ、一緒にサークルを引っ張ってきた同志です。
ものすごく勉強をする先生で、図書館が書斎と豪語していたほどです。
その博識・専門力に、水滸伝の呉学人ではありませんが、サークルの呉学人と思っていました。

久しぶりに話をしたのですが、相変わらず元気に教育論を戦わせているようでした。
途中、カバンから道徳に関する印刷物を見せてくれました。
その時、やっぱりしっかりと勉強している須田先生だと感心しました。
これから、改めて交流が始まりそうで、しばしうれしさに浸りました。

◆深澤久先生と道徳談義◆
懇親会の後、2次会と称して御苦労さん会を開きました。
そこに旧友の深澤久先生が来てくれたので、少しゆっくりと話ができました。

どうも、この間は「怠けていた」とのことでした。
ですが、額面通りには話さない人なので、きっと何か考えているのだと思います。
そういう気になるのは、深澤先生は、退職後、城ばかりを見学しているからです。
こういうテーマを決めて集中して行動するのは、それまで築き上げてきた道徳教育のどこかとつながっていると考えられます。
それが何なのか、私にはわかりません。

話をしていたら、山城のことをあれこれ語ってくれました。
その話を聞いてピンときました。
道徳と山城は極めて重要な関係があることに。
それを話したら、深澤先生はガツンと来ていました。
かなり深くつながったようです。
これから先、深澤先生は何を見出していくのか、どんな図面を引くのか、楽しみですね。

◆「道徳読み」の仲間と◆
こうして、旧友といい気分になると、少し未来風が吹き始めます。
「道徳読み」の新しい仲間たちと、良い歩みをしたいなぁと。
例えば、東京近辺で「道徳読み」のセミナーを、「道徳読み」の関東勢で。
登壇者は、たぶん・・・。
実践家として、熊谷先生、鬼澤先生、藤井先生・・
管理職から、瀧澤先生。
学者からもできれば一人。
そこに私も入り、「道徳読み」の第1回目のセミナーを開催したら教育界に貢献できるだろうなと思いました。

今日も『教師の文章』の視写をしました。
地力付けです。
根気よく続けることが一番です。

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