『子どもの作法』野口芳宏先生の作法の本が出ます!!
『ちゃんとができる子になる 子どもの作法』です!!
発売は3月20日。

とても楽しみな本です。
どの子にも,しっかりと学んで欲しいことが満載で,しかも,どうしてなのかも記されているので,得心します。

行儀作法は,知っているのが当たり前のことなのですが,戦後の教育では指導要領が取り上げなかったためか,次第に伝わらなくなってきています。
そこをしっかりと学んでいけるのが,この本です。

著者の野口先生が子どもの頃に通ったのは国民学校でした。
戦前の小学校です。
遠い昔の時代となりますが,その頃の1年生や2年生では通知表の教科項目に行儀作法がありました。
ですので,家でも学校でも,人として当たり前にすべき作法を,野口先生はみっちりと学んできた先生なのです。

行儀作法で大切なのは,その所作だけではありません。
どうしてそうするのかという,「価値ある意味づけ」も大切なのです。
これがないと,猿回しの猿と同じで,言われているからやっているという情けない状態になります。
野口先生の作法の意味づけ。これをしっかりと学べるので,この本はとても良い本です。
大人の私でも,「ああ,なるほど!」と納得します。
そうして,野口先生の作法の本が,教育書として登場するのです。
これが,私にはとても嬉しいです。
今,若い先生が増えています。ぜひ,この本を読んでほしいです。
そうして,管理職の先生と同じぐらいに,いや,それ以上に,作法について精通していただけたら,日本の教育はいっそうしっかりとした力強さを持つようになりますね。

話は変わりますが,本のタイトルにある「ちゃんと」。
これを漢字で書いていた本を読んだことがありました。
その本では,「秩然と」と記されていました。
この漢字,良い感じですね!
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