三省堂本店での野口先生の御講演。
演題は「道徳授業の考え方が基礎からわかる」で,その内容は「畏敬の念」の指導でした。
「畏敬の念」は,難しいです。
この言葉の意味が何となくわかるようになったのは,それなりの年齢になってからです。
そんな抽象的な世界を,野口先生はどうやって授業されるのか,模擬授業の流れがとっても気になりましたが,授業を受けて,実によくわかりました。
まずは,具体の話です。
その具体が精巧にできているところをとらえ,いったい誰がつくったのか,と問うわけです。

そのように問われると,私のような人間は自分でわかる知識の範囲で答えようとします。
そんな回答を受けて,どう対応するかも,実によくわかりました。

自分を一回り大きく成長させるヒントもいただいたようで,大いに勉強になりました。
参加して,本当に良かったです!!
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b8376演壇にのっている本は,『道徳授業の教科書』です。
この本に,サインをいただきました。
「天意重夕陽
人間尊晩晴」
中国の漢詩の一節のようですが,出典は不明。
ネットで調べたら,渋沢栄一も好んだ言葉とでていました。