昨年,5年生と6年生の複式学級を担当されていた奥田先生。
算数ソフトをどんどん使うようになってから,子ども達の成果が急上昇しました。

その奥田先生,今年は3年生と4年生の担当となりました。
4年生に角のソフトを使ったところ,これが実に驚きの結果となったそうです。

まずは,教科書がスラスラと理解できてしまったのです。
続いて,学びのペースがアップ!
2時間で3時間分の授業が終了しました。
それも,奥田先生が直接4年生の子を指導したのは,わずかに20分程度です。2時間で20分程度です。なぜなら,奥田先生は3年生の方に付いて指導をしなければならないからです。

複式学級で学ぶ子は,自分から選んで複式学級に入っているのではありません。
たまたま,生活している地域に子どもが少なく,やむなく複式学級で学んでいます。
普通の教室のように,全部の時間,先生が見つめてくれて,しっかりと学べるような環境ではありません。どうしたって,学びが浅くなります。

だからこそ,学力が落ちないようにと,奥田先生は日々工夫を凝らした授業を展開されています。
算数ソフトもその一つです。
嬉しいのは,先生が見てあげられない学年で,お役に立っていることです。

奥田先生は,両方の学年でも算数ソフトが使えるように,今年は少しずつ取り組むそうです。子ども達の学びを促進する新しい指導にチャレンジする奥田先生,素晴らしいです。