明後日の火曜日(祝日)は,神戸で「授業道場「野口塾」in神戸 2014」です。
私は午後から話すのですが,内容は,「算数ソフト 海を渡る!」です。
お時間のある先生,ぜひ,ご参加下さい。
懇親会は,ほぼ忘年会となりそうで,楽しみです。
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『明治人の作法』(文春新書)年が明けたら,作法のお話をします。
第135回 野口塾 IN 相模原 1月10日(土)
私のテーマは「明治人の作法」です。
第136回授業道場野口塾 IN 木更津 1月17日(土)
私のテーマは「卒業式の作法 儀式とは何か」です。

この2つのセミナーの間に,「第7回 実感道徳研究会全国大会」があります。
こちらにも参加する予定です。

年内は,算数ソフトや海外の話題で盛り上がり,年が明けたら,作法や道徳で粛々と進む感じです。
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年明けの木更津では,「儀式とは何か」のお話をします。
このテーマは,野口先生から電話で直接お話をいただきました。
いつもヘビーなのですが,今回はマックスヘビーです。

卒業式や入学式と言えば,基本的に管理職の先生が深い見識を発揮するところです。
でも,小学校現場は大変忙しいです。
儀式などについて,調べ学ぶ余裕はあまりありません。
何かの資料に,運良く書いてあればいいのですが,「儀式とは,かくかくしかじかです」と書いてあるものには,なかなか出会えません。
手頃なところで,辞書を引いて・・・・となります。これも大事な学びです。

広辞苑で「儀式」を引くと,下のように記されています。
「公事・神事・仏事または慶弔の礼などに際し、一定の規則に従って行う作法。また、その行事。」

「儀式とは作法」,または「儀式とは行事」と言うことになります。
そういうことを知っただけでも,良い勉強になった,と思う管理職の先生もいると思います。

「経礼三百,曲礼三千,其至(そのち)一なり」(礼器第十)
礼の基本は三百あり,細かく見ると三千ある。
でも,その根本は1つ(敬意)です。
『礼記』に記されている言葉です。

儀式に大事なのは,この「敬意」の心が伴うことです。
辞書の解説はコンパクトに記すため,残念ながら,「敬意」といった「本質」までは踏み込めません。
儀式の本質が分かれば,「ああ,なるほど」なのです。
指導も変わってきます。

儀式とは何か。
17日の木更津でお話しします。
儀式に関心のある先生,ぜひ,木更津へお越し下さい。
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