算数ソフトのセミナー/佐々木先生

土曜日に東京の水道橋で「算数ソフトのセミナー」を開催しました。
今回の講座内容は,これまでと質が違うように感じました。
それは,算数ソフトを使って授業をした中身を,それぞれの先生の視点から分析した内容が強めに語られていたことです。

算数と言えば,「はかせ」の言葉が有名です。
は:はやく
か:かんたん
せ:せいかく

佐々木先生は,算数ソフトを活用することで,この3つがどれも同等に重要なのではなく,もっとも重視すべきは「正確」にあることを見いだしました。
実に,画期的です。
この「力点を1つに絞る」という視点が大事なのです。
一度に3つも同時に力を入れるのが難しいからです。
また,3つあれば,そこに軽重が生じるからです。

2桁のわり算を理解していく場面です。
「正確」に商を立てられるように,ソフトで授業を展開しました。
正確に商を見つけられるまで,ゆっくり回数をこなしていったら,自然と子どもが「はやく」やる知恵,「簡単」にやる知恵を身につけていったのです。
ノートを見せていただいて,感動しました。
大いに勉強になった次第です。
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算数ソフトが海外に出て行き始めています。
いつか,セミナーの講師の先生方の英知をパンフレットに入れて,海外の先生方にお渡ししたいと思います。
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セミナーで使った算数ソフトは,クラウドの算数ソフトばかりでした。
時代の進みも感じました。
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