6月に亡くなられた児童精神科医の佐々木正美先生をしのぶ記事が出ていました。

子と親に寄り添い、包んだ 児童精神科医・佐々木正美さんをしのぶ(朝日新聞デジタル)

星さん、よう光ってはるわ(折々の言葉/朝日新聞)

「星さん、よう光ってはるわ」には、佐々木先生のお母さまのことが記されています。
「星さん」というのは、お星さまのことです。佐々木先生のお母さまは星のことを「星さん」と呼んでいました。
『出会いでつむぐ 私の半生』(佐々木正美著)の「母の口癖で 愛され救われた、村中の子どもたち」に載っています。
読み返して、また、落涙いたしました。

「子と親に寄り添い、包んだ 児童精神科医・佐々木正美さんをしのぶ」の記事の中に、TEACCH(ティーチ)と呼ばれる療養プログラムが記されています。自閉症の人々と互いにできるだけ自立的な活動をしあいながら共生するプログラムです。
『出会いでつむぐ 私の仕事』(佐々木正美著)の「優しさ、親切さ、心配り…… それがTEACCHを育てる」と、それに続く、「ありがとうございましたショプラー先生 ありがとうエリック」に載っています。
こちらも読み返して、仕事は真心でするものだと心に染みました。

佐々木先生をしのぶ記事のおかげで、佐々木先生の本をまた開くことができました。佐々木先生のような心で人生を歩んでいけたらと思います。また、大きな勇気をいただきました。