画用紙で作れる算数の教材です。
「8235×0.1」を教えるような場面で使えます。

ポイントは元の数のカードに切れ込みを入れることです。
切れ込みがあるので,カードを重ねたときに,答えである「823.5」を示すことができます。

画用紙などの紙類をつかうことで,算数の教具はいろいろと開発することができます。
1つ作ってみて,授業をして,良い感じでしたら,色々と考えてみて下さい。
まだ,誰も考えついてないような,素晴らしい教具を開発できるかもしれません。

例えば,左の事例は,「×0.1」となっています。
これを「×0.01」のカードにしたら,どうなるでしょう。
こんな風に適用範囲を拡張して考えるだけでも,あれこれ「なるほど!」ということに気がつきます。

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紙を工夫するだけで,かなり面白いわかりやすい教材が作れます。
同じように,コンピュータで教材を作ったら,どうなるでしょう。そんなことを最初に思ったのは,もう15年以上も昔のことです。当時の一太郎や花子,表計算ソフトのロータス123などを使って,それなりに面白い教材を作っていました。
紙と違い,コンピュータでつくる教材の可能性は無限です。ソフト開発専門のソフトがあるからです。表現したいアイデアがあれば,だれでもグイッと来るソフト教材を開発できます。良い時代になりました。