驚くような話しを1ついただきました。
島根県で,複式学級を担当している藤田先生からです。
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今日も算数ソフトを使って授業を行いました。
3年生は時計、4年生は面積の単元です。
よほど集中していたのか、「え、もう授業時間終わったの?」
と終わってから子どもがつぶやいていました。
算数ソフトの力をまた感じました!
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この実践,素晴らしいですよね。
「もう終わったの?」と感じる授業。やろうと思っても,なかなかできません。
何しろ,授業が始まったときから,うつぶせになる子がいたり,ボーッとしている子がいたり。
その子の気を引くために,授業の始まりに何かサービス演出をして・・・
でも,やっぱり授業の肝心な所は,できる子中心となってしまうこと,多いですよね。

でも,「もう終わったの?」と感じる算数の授業では,様子が大きく違います。
終始,集中しっぱなし!
そんな感じです。
それを,算数ソフトを使うことで,複式学級で実現しているのですら,藤田先生はさすがです。

集中が作れたら,そこから本格的な算数授業の工夫ができます。
やる気満々の子に向ける,質の高い工夫ができます。
これまでの常識を越えた算数授業が生まれてもおかしくありません。
新しい工夫が,新しい研究へと発展していったら,嬉しいですね。

私も,やる気が出てきました。
藤田先生,ありがとうございました。