神田の古本屋で見つけました。
  やや幻になりつつある本なので,見つけたとき「おーっ!」と感動しました。

  古本屋で中を開くと,自分の予想を遙かに超えた,密度の濃い本と分かり,少し,立ち読みをしました。
  まず,序言があり,その大局の把握と意気込みが実に良かったです。
  次に,文献。そこに記されている本群のタイトルが素晴らしいです。これを見ただけで,この著者の先生は本格的な人だと感じました。
  戦前の日本語なので,使われている日本語に歯ごたえがあります。そこに,古い文献の漢文も出てきます。最近,そういう本を良く読んでいるので,妙に感触が良いです。

  明日から,石川に出かけるので,道中,ゆっくり読もうと思います。