アユタヤ日本人町跡

タイのバンコクで,ちょっとした方とお話をしてきました。
タイ語での会話だったので,私には何も分からず,フムフムという状態でした。

ありがたかったのは,軽くですがバンコク周辺の見学ができたことです。
タイと言えば,山田長政です。
長政ゆかりの地に行ければ,グッドと思っていました。

「横山先生,アユタヤに行きますが,いいですか」
そう聞かれても,アユタヤがなんなのか,分からないのです。
でも,とりあえず,「はい」と返事しました。
そうして,行ってみたら,なんと山田長政の活躍した町だったのです。
人の親切には「はい」と返事をするのが一番だと思いました。

日本人町のあった地に,記念館がありました。
小さな記念館でしたが,ビデオ見学の部屋があったので,しっかり学んできました。

よく分かったのは,この地に日本人が1000人~1500人ぐらい住んでいて,その半数がキリシタン。
江戸時代のキリスト教への弾圧を逃れた日本人が,この地にやってきて,日本人町を形成したとのことでした。
殺されるか隠れるか。
このどちらかと思っていたのですが,海外へ逃げる道を選んだ人もいたことに,いたく感動しました。
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この見学は,タクシーのチャーターでした。
タクシー運転手のスーさんを呼んでいただき,ドライブしました。
スーさんは英語がちょっとしかできません。
私も英語はちょっとしかできません。
ですので,車内はとっても静かでした。
何かある時は,単語とジェスチャーです。
それでも,何とか意志が通じたので,これも面白い物だと思いました。

不思議だなと思ったのは,自然と英語で語ろうとしている自分がいることです。
アウトサイド,ホット。(外 暑い)
エアコン,ハイ(エアコンをハイにして)
稚拙な英語ですが,それでも,英語で言葉を発しようとしている自分がいるのです。
それも,ごく自然に。
この体験は,かなり感触が良かったです。
これからは,カタカナ語をもう少し吸収していこうと思います。
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タイで出来た御茶ドライブの途中,喫茶店に入りました。
「ティー」と言って,注文したら,妙な液体が出てきました。
飲んでみたら,これがすこぶる甘ったるく,撃沈です。

それを見ていたスーさんが「チャイナ ティー」と言って,別の御茶を注文してくれました。
おかげで助かりました。
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