久々の「チーム算数」を開催しました。
今回は、ほぼ、「チーム道徳」でした。

皮切りは、いつも城ヶ崎先生の学級通信です。
これは、ほぼ定番になっています。

今回は、全校で取り組んでいる算数の意識調査からの内容でした。
「算数の勉強は好きですか?」との問いに、城ヶ崎学級の子が答えた結果が記されていました。
1位 算数ソフトを使って分かりやすく説明してくれる。
2位 先生の説明が分かりやすい。
以下、少数。

説明上手の城ヶ崎先生の説明を押さえての算数ソフトでした。
こそばゆいような感じもしましたが、そこまで使い込んでくれていることをありがたく思いました。

b7351続いて、藪田先生。
袋ファイルから自作算数教具を出したのですが、出して説明が終わるやいなや、私にこっぴどくやられました。ほぼ撃沈です。
でも、ひるまず、次の自作教具を出しました。
なんと、「分数の紙」です。
「お母さんの話」も出したそうです。
非常に良い内容でした。

ここまで快調に算数だったのですが、そこから、一気に道徳のミーティングになりました。
藪田先生は、事前学習研究を進めているのですが、そこからギュッと絞って、「子供達の人生の事前学習」に着目し、目下、「家訓教育研究家」としての道を歩んでいます。
次会から、毎回、「家訓教育研究家」としてのレポートを提出するとのことで、私も良い勉強が出来そうです。

続いて、私から「道徳読み」の話をしました。
1,教材文を素直に読む。一人の人間として素直に読む。
(注意点あり)
2,教材文を道徳という立ち位置から読む。道徳が教えられる所に印を付ける。
この先、3,4,5と行っていったのですが、佐々木先生の頭がフル稼働。城ヶ崎先生もほぼ総力戦。藪田先生も家訓から奮闘。

そうして、全部が終わろうとした頃、日頃から冷静沈着な佐々木先生が、「道徳読みは使える!」と語っていました。
また、城ヶ崎先生は、「早速、授業をします」と言っていました。

「道徳読み」は、自分の力量が反映されるので、道徳を勉強しようという気持ちになります。
なにしろ、道徳読みの「読み」には3段階あります。
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読みの第一段階:等号で結ぶ
読みの第二段階:∵を明確にする
読みの第三段階:歴史的根拠を見いだす
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第1段階からして、勉強しないと出来ません。
等号で結ぶ先を自分で言葉にするのです。
知識がないとできません。

こういう学習を、どう勉強したらいいのかは、いろいろあると思います。
私からは、2つの学習法(道徳のそもそも論へのアプローチの仕方)を話しました。
すこしずつ取り組んでいくだけでも、来年の今頃には、こういう講釈を全員が語れるようになります。
そうして、今より、少しだけ心の寛い人生を歩んでいます。
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