【横山験也のちょっと一休み】№.2095

◆御講演中の宇佐美寛先生◆
2時間の御講演でした。
御高齢ですので、椅子に座ってお話しいただければと思い、椅子を脇に置きました。
しかし、全くの無用でした。

カバンから資料を複数出され、そこから話すべきことを選んでお話されていました。

なるほど!と勉強になる話の合間に、ユーモア、かなり高度なユーモアが交わります。
ぐいぐい引き込まれました。

御講演の初めの方で、次のお言葉がありました。
「本気で読んでいると役に立つ」
本をもっと読め、という論調の話です。

今はかなり一生懸命に読んでいますが、宇佐美先生のお言葉で、さらにもう一熱入れて読みたくなりました。

何しろ、若いころの私が読書が苦手でした。
読み方が極めて遅く、遅いが故か、読んでも頭にほとんど残りません。

これはまずいと思いつつ、ペンで線を引いたり、書き込みをしたりと、本の中にどっぷりつかるようにして読むようにしました。
すると、少しはましになったようで、徐々に本を読むのに慣れてきました。

この読み方をもう少し気合を入れて行う。
これが私にとっての「本気」なのでしょう。
そういうことに気づかせていただけ、良い勉強になっています。

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