算数ソフトの開発を初めて,今年が10周年となります。
作り始めが7月なので,今月からその10周年が始まることになります。

何周年というのは,「数え」で考えるので,年齢のように「満」では数えません。
「満」に未だ至らないのが「未満」です。
誕生日がくる1秒前は,まだ,年が上がらず,誕生日の午前0時ちょうどになったら,一つ年が上がります。
こういうギリギリのところを,実生活の「満」の年齢で教えることができるのは,なんとも有り難いことです。

でも, 今の時代,「満」とか「数え」はあまり聞かなくなりました。
何か,新しい指導法があるといいですね。今の時代ですから,算数ソフトがグッドです。
『子どもが夢中で手を挙げる算数の授業』(4年5巻)に入っている「がい数」の単元に,右のソフトが入っています。

以上,以下,未満の問題に何度も答えつつ, きっちり覚えていこうというソフトです。
「出題して,子どもが答えて,答えの確認をして」
これをクリックで,次々と行えます。スピーディでありながら,視覚的に学べるので,理解はどんどん進みます。
これまでに,あり得なかった授業になります。 良い感じです。

今,算数ソフトを使う先生がどんどん増えています。
自然と,いろいろな指導法が生まれてきています。
先日の中嶋先生の「倍速」指導も新しい指導であり,新しい提案でもあります。

算数ソフト開発10周年の年に,新しい提案がどんどん出てくるように思えています。
新しくて,楽しくて,よく分かる,そんな提案です。
なんだか,よい10周年になりそうです。嬉しいです。