昨日,紹介した1年生の「長さ比べ」のソフトの続きです。

動かせない鉛筆の長さを比べるのですが,「見た目」から「数」意識が変わるように,工夫しました。

ご覧のように,鉛筆の脇に数が出るようにしました。水色の[?]ボタンをクリックすると,数が登場します。
数の登場の仕方も,一工夫してあります。0から順番に,「ピッ!ピッ!」と音と共に1,2,3・・・と登場してきます。
数の登場に合わせて,「1,2,3・・」と声を上げながら長さの確認をすることができます。

この単元を学ぶ前までは,「長さ」を「ちょっと長い」「かなり長い」「少し短い」などと,言葉だけで表現しています。ですが,「ちょっと」とか「かなり」という言葉は感覚的なので,人によってその示している長さに違いがあります。
これを「1ます長い」とか「3ます短い」と数で考えられるようになると,感覚の差が無くなり,的確となります。

長さが数で理解できるようになると,実物を見なくても,「赤鉛筆は8ますの長さ」「青鉛筆は7ますの長さ」と言われれば,「赤の方が長い」「赤の方が1ます長い」と分かるようになります。
物を見ないでも長さが分かるのですから,算数の力はすごいとつくづく思います。