算数ソフトを開発するにあたり,お世話になっているソフトがあれこれあります。
イラストレーター,フォトショップは連日使っています。
両方とも,アドビのソフトです。

右の数のカードも,1枚1枚作って,開発ソフト・ディレクターに貼り付けています。
「数カードよ,出てこい!」と念じるだけで,思った通りの数カードが出てくれば,ソフト開発もうんと気楽になるのですが,まだまだパソコンはそこまで進んでいません。
エッチラ,オッチラと手作業で作成を進めているのが現状です。

このソフトの使い方も,極めて簡単です。
白のカードをクリックすると,黄色の数カードに早変わりします。
黄色の数カードをクリックすると,白のカードに変わります。
ですので,白カードを指して,「ここは幾つ?」と問い,答えを聞いて,クリックすればすぐに答えの確認ができます。極めて,簡単で便利です。

この数の表の左脇には,忍者が2人います。忍者をクリックすると,白カードで隠される数が変わります。クリックする度に,違う隠し方の表になるので,繰り返しの学習も,とっても簡単にできます。

その上に,ちょっとした教育的配慮も忍者に込められています。
赤忍者をクリックすると,黄色の数カードの方が多めに出てきます。
緑忍者は,白カードの方が多めに出てきます。
難易を付けて,出題できるように作られています。

なかなか良いソフトなので,たくさんの先生方に使っていただきたいと思っています。
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このソフトは,『子どもが夢中で手を挙げる算数の授業』の1年2巻に入っています。

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6月から進めている800ページ作成のうち,だいたい200ページぐらいまで進行しています。
この作成は10年前にソフト開発を開始したときのような,大きな夢を膨らませてくれています。
大きな流れの中に位置く仕事は面白いです。