b8632_300チーム算数で押田先生が提案してくれたのが,「かけ算九九のきまり」の学習でつかえる「円形ジオボード」です。

これ,手作り教具です。
分厚い板のように見えているのは,コルクです。
そこに0~9までの数が均等に配置され,画鋲がさしてあります。
これに毛糸をつかって,学習します。

写真は「2の段」を実行中です。
2の段の九九の答え(一の位)になる数字の所で毛糸を一巻きします。今,8のところですので,「2×4=8」と言いながら,8のところでグルッと一巻きしています。

この教材の良いところは,コルクを使っている点です。コルクなので,画鋲で何度さしても,画鋲をしっかりとらえてくれます。

押田先生は,これをクラスの人数分作ったそうです。
これを1つ作るだけでも,かなりの算数好きと思いますが,クラス全員分作ったのですから,算数大好き先生だと分かります。
子ども達は幸せですね。

佐々木先生が,1こ500円ぐらいなら市販されたら買いたいと言っていました。人数分そろえると,かなりの高額になりますが,先生用として1つあるだけでも授業の雰囲気は大きく変わります。子ども達が面白がります。

よく,「何を言ったか」ではなく,「誰が言ったか」だ,と話しに聞きますが,算数の場合は,「何を使ったか」が重要なポイントとなることが,こういった優れた教材を見ることでわかります。

8733ちょっと前にも書きましたが,『子どもが夢中で手を挙げる算数の授業』2年1巻に同じ事をスクリーンで学べるソフトが入っています。

手作りの教材も,算数ソフトも,どちらも子ども達には大人気となります。