「第2回 事前学習法セミナーin東京」の計画が,若い先生方が進めてくれています。
講師陣を見ましたが,強烈です。11月15日(土)が楽しみです。
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b82824年生で「直方体・立方体」を学習します。
そのとき,有効に使えるソフトが右のソフトです。

「面え と 平行な面は,どれですか。」と,問題が出てくるわけです。
普通の子は,「面え」と問われれば,それなりに,どの面か考え,「ああ,あれだ」とわかります。
でも,気持ちが集中できないときなど,「面え」と言われて,一番手前の面に「え」と見えているるので,「手前の面だ」と思ってしまうことがあります。不幸の始まりとなります。

では,そういう子は,立体の感覚が弱いのかというと,そういうことはありません。
「面の表記のルール」が飲み込めていないだけなのです。ですので,何回か「記号と面」のつながりを見ていれば,自分で「ハッ!」と気がついてくれます。
その「何回か見る」という体験を,このソフトは瞬時に何度も経験できるので,授業に有効なのです。

立体のすぐ下に,丸ボタン「あ」~「か」があります。
これをクリックすると,その面に色が付きます。
問題文は「面え」です。ですので,「え」をクリックすれば,その面が緑色になります。
たちどころに,「あっ,『え』はそこなのか」と分かります。

問題の出し方も簡単です。
青い「桜スライダー」を左右に動かすと,それに合わせて,問題が「面あ」になったり,「面い」になったりします。

そうして,答えの確認は,緑色の「面あ」などのボタンでできます。
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嬉しいのは,直方体の頂点にある3つの水色のボタンです。
これをドラッグすると,直方体の形が変わります。
「形の変化」と「平行」とはまったく関係がないことがよく分かります。
こういう基本的な所をマウスドラッグで,しっかり見て経験できます。算数的経験です。これを積んだ子は素地の力も付いてくるので,いいですね。

このソフトは,「4年→直方体と立方体→03A,面と面/平行な面」というソフトです。
すっごくわかりやすいですよ。