点対称の2本目のソフトをつくっています。
親友の奥田先生から「頭ではわかっていても、目が慣れるまで時間がかかる」のが点対称とアドバイスをいただきました。
ありがたいです。10年ぶりに復活した「対称の図形」。アドバイスのおかげで,過去の授業の光景が浮かんできました。ソフト開発にも元気をいただきました。
点対称の図形を書くとき,「頂点→中心→解答点」という目が働かないと,正しく作図できません。そこで,そういう補助線が出るように,ソフトを作り込んでいます。
完成したら,「もっと算数」にアップしますので,初めて点対称を指導される6年の先生,ぜひぜひ,ご活用ください。大先輩の奥田先生のアドバイスが効いているソフトです。授業の役に立ちますよ。
すでにアップされている,線対称のソフトを,城ヶ崎先生が授業で使いました。
その授業の話を伺ったのですが,「さすが!」の連発でした。
作図操作は子どもがマウスで行います。みんなが見ている中,マウスを動かすのですから,多少なりとも緊張します。マウスの動きがぎこちないとき,他の子は「違う,違う,こっち!」などと「日常の言葉」が次々出てきたそうです。
これを聞いて,「なんともったいない」と思った城ヶ崎先生は,「算数の言葉」を使うように指導しました。
「上」「右」「対称の軸」,数
これで子ども達の言い方が,より具体的になり,伝わりも良くなったとのことです。
学習の雰囲気もグッと良くなったのだなと,話を聞きながら思いました。
算数ソフトを使うと,指導者にゆとりが出てきます。言葉の指導などもソフトを使っているときにどんどん進めていくと,他の授業でもそれが生きてきますね。
これも,新しい算数指導の一つの姿です。