1より小さい分数で割ると,商が元の数(わられる数)より大きくなります。
そんなことを楽しく学べるソフトです。
画面をご覧ください。
1/2で割ったら,商が大きくなっています。
数も大きいのですが,面積も大きくなっています。
「大きくなった!」と実感できます。
視覚的に大きくなったと実感させたら,わり算の「日本語的読み方」を,ちょっとしてみるといいです。
「1+3」のようなたし算は「1と3を合わせると」と,日本語的な読み方をします。式通りに言うと,「1 合わせるよ 3」と言うことになりますが,このように言うと,日本にやってきた外国の方のように感じられてきます。
式の持つ文法と,日本語の文法の順が違うので,こういう現象が起こります。
同じように,「50÷1/2」を日本語で言うとどうなるでしょうか。
子ども達に考えさせても良いと思います。
たし算の流れで,「50を1/2にわけると」と,思いついきますね。
でも,「1/2にわける」というのは,どうもピンと来ません。感覚がつかみにくいです。
そこで,もう少しつっこんで頭を働かせてみましょう。
「÷3人」と書いてあれば,求めるのは1人分です。
「÷5皿」と書いてあれば,求めるのは1皿分です。
わり算は,1当たりを求める計算なのです。
「9÷3=」は,「3の時9なので,1の時はどうなりますか」という意味です。
「20÷5=」は,「5の時20だったら,1の時は幾つかな」という意味なのです。
同様に,÷分数も考えます。
「50÷1/2=」を
「1/2の時50だったら,1の時,どうなる?」と言い換えたら,どうでしょう。
確かに商は大きくなると感じますね。
こんな感じに,わり算を和的に読み替えてみるのも,なかなかいいものです。
※このソフト,DLマーケットでダウンロード購入できるようになりました。
便利になって,良かったです。
※ソフトにも右の画像を入れたかったのですが,ちょっと説明を要するので,載せるのを止めました。ですので,いつか,友達の先生にお話ししたいと思っています。