城ヶ崎滋雄先生と久々の「チーム算数」が開催されました。

今回は,6年生の円の面積。
円が分割され平行四辺形になる,あのソフトを何度か見せている内に,
子ども達が半径が高さで,円周の半分が底辺で・・・と,
それが観念的に見えるようになったのです。
その話を詳しく聞いている内に,
もう少し,ソフトに手を加えたくなりました。
しかし,かなりやっかいな作業となるので,
時間を見て進めてみたいと思っています。

今回は,「立腰」の話題がでました。
城ヶ崎先生は,この指導をするようになってから,
子どもの生活の崩れが見つけやすくなったと話してくれました。

立腰の指導をすると,
クラス全体の姿勢が良くなります。
ところが,ある日,
えっと思うような崩れた姿勢をする子がでてきます。
その子と話をすると,
家庭内が不安定・・・。
何らかの心配事の話が出てきます。

心に心配事があると,
立腰を維持しすることは,ちょっと大変です。
なにしろ,立腰は「静の運動」です。
動かない分,心がゆるむと,すぐに崩れます。

立腰の指導は,姿勢を良くするだけでなく,
さまざまな効果があります。
子どもの心の不安,
そのシグナルをキャッチできること。
これも立腰の一つの効果です。
このような城ヶ崎先生の話。
私の実践からもかなり思い当たる所がありました。

最後は,「道徳の時間に作法の指導を!」
そんな話になり,閉会しました。