【横山験也のちょっと一休み】№.2161

■日本言語技術教育学会・茨城支部大会■

宇佐美寛著『教師の文章』

今週の土曜日に、茨城の水戸で言語技術教育学会が開催されます。
宇佐美先生の御講演があるので、私も山の賑わいとして参加してきます。

模擬授業が2つあります。
作文と文学教材です。
授業の後に、検討会があり、宇佐美先生はコメンテーターとしても登壇されます。

そのあと、宇佐美先生の御講演となります。
演題は「技術と動力」です。
題名からして、グイっと来ています。
しっかり、拝聴して勉強してきたいと思っています。

水戸をそう遠いと感じていない先生、ぜひ、御参加ください。

ところで、学会という所はどういう所でしょう。
これまでとは異なる新しい何かを提案していく場と、私は思っています。
ちょうど、木更津の野口塾で横田経一郎先生が新しい文学教材の授業法を提案されていました。
もうそろそろ退職が近いのですが、それでも、新しい指導法を生み出そうとしていく姿勢。
実に見事でした。

そういう私も、少しだけ文学教材とか物語文と言われる世界に、新しい感覚を感じています。
それは、読むときに、ほんの少し道徳を加味することです。
すると、作品によってはグイっと来るようになります。

今回の文学教材は「海の命」です。
この作品の底の方に流れている道徳は何なのだろうかと考えるだけでも、味わいが変わってきます。
あまり、道徳臭くしても始まりませんが、道徳を加味しないと薄っぺらという印象になります。
これが、物語文に対する私の新しい見方です。

学会ですので、こういう新しい何かと出合えそうで、土曜日が楽しみです。
もちろん、一番の期待は宇佐美先生の御講演です。

皆さん、水戸でお会いしましょう!

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