暮れに,石先生(有香先生)から石の本を読んだレポートが届きました。
拝読しましたが,滑り出しが実に良かったです。
「私は岩石の鑑定が好きです。」
好きな本を読んで,面白かったことを人に伝える。
これで十分です。

鉱物は肉眼で見える地球を構成する最小の単位なのだそうです。
また,世界には約4700種類の鉱物があり,日本にはその約1/4(1230種類)が採れるそうです。
まさに,「石の国,日本!」という感じがします。

結びは,「今後は日本で産出される岩石の特徴や、日本列島の成り立ちについての本を読んでみます。」です。
好きなところの本を読み進めるだけで,「知りたい願望」が増殖します。
ありがたいですよね。

石に疎い私ですが,石先生の「地球を構成する最小の単位」に,刺激を受けました。
算数へのちょっとした疑問が湧いてきたからです。

小峠先生は,お正月に『論語』を読んだそうです。若い先生ですが,修養されていて,うれしいですね。
「研修」というのは,「研究」と「修養」の略語と野口先生から教わっています。
「研究」は,他者改善。
「修養」は,自己改善。
先生方は,他者を伸ばす「研究」ばかりしているのが現状です。
自分を伸ばす「修養」を積むことも,大切な学びです。
野口先生の教えに,つくづくその通りと思います。

石先生も小峠先生も,「修養」を積んでいるのです。
頼もしいですね。