2年生といえば,かけ算九九。泣いても笑っても,理解をして,さらに確実に暗記をします。
ラジカセが教室に登場してから,九九の歌のカセットをポンと入れて,みんなで元気に歌って,楽しく暗唱をするクラスが増えました。
ですので,九九の必需品と言われば,今なら,「CD!」と答える先生もいると思います。
私が思い描く必需品は,鉛筆です。
それも,「六角鉛筆」です。
学習ゲームをやってきた私ですので,やっぱり,九九といえば六角鉛筆であり,丸鉛筆ではダメなのです。
六角鉛筆を使うと,九九の勉強がグッと楽しくなります。楽しみの幅が広くなり,多様になっていきます。
算数を楽しくするには,基本的に次の2つの方向へ道をつけます。
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(1) 算数の「きまり」を見つける学習をする。
(2) 算数に「ふりかけ」をかける。
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「きまり」は,理解が進み,頭が喜びます。算数ソフトに関連して,何度書いてきています。
「ふりかけ」は,定着が進み,心が喜びます。こちらは,若い頃,何度か雑誌に書きました。学習ゲーム研究から生まれた大切な意欲向上の概念です。
算数ソフトは,(1)にも(2)にも,両方に通じています。
六角鉛筆は(2)に通じています。
そういうことで,私の九九の必需品は「六角鉛筆」です。