b8871_3002月2日(土)に関西大学初等部の公開研究会が開かれます。今年は参観します。

参観する気になっているのは,この学校の「思考スキル」が気になるからです。数多くの思考スキルの中から小学生に最も有効性の高いスキルを6つに絞り指導しています。

お稽古事した経験のある人なら,スキル(技)を絞って習得することが,いかに理にかなっているかは分かると思います。

ちょっと,思い出しました。
高校生の時です。剣道を習っている先輩と,竹刀を持って向き合ったことがあります。先輩はニコニコしながら,構えています。何も習っていない私は足がすくんでいました。きっと,顔も引きつっていたと思います。
友達は,脇から「行けー!」と声をかけているのですが,竹刀は手にしていても,技を持っていない私は竹刀をどうしたらいいのか分からなかったのです。それが,気後れを生み,体は萎縮していました。

思考も同じです。考えろと言われても,考え方を知らなければ,頭をどう使うのか分かりません。それが自信を失うことにつながります。
スキルを習得することで考え方が分かれば,初めての課題がでても,この問題にはこのスキルで考えてみようと頭を進めることができます。思考スキルというバックボーンができるので,きっと自信も高まるのだと思います。

先日,関大初等部の三宅先生とお会いしました。
聞けば,スキルを学んだこの中には,スキルを超える段階に入った子がいるそうです。
この言葉も気になっています。
どんな感じなのだろうか。2月2日は大阪へGO!です。

礼儀として,『関大初等部式 思考力育成法』は読み返しておこうと思います。