このソフトは,「コラボソフト」です。授業をされる先生と,ソフトを開発する私とで協力して作っているコラボレーションソフトです。

5年生でひし形の面積を学びます。ひし形まで学習すると,後は応用となります。このソフトは,その応用場面に良い感じのソフトです。

対角線の横が,その長さを一定にしたまま,左右に動きます。
すると,「ひし形」が「たこ形」になります。
もっと端まで動かすと,へこんだ形の「へこみ形」になります。
それでも,面積は同じです。

どうしてだろうかと考えれば,面積を求める式に使う所の長さが変わっていない事に気付きます。
そこから,もしかしたら・・・などと,自分なりの仮説が生まれます。この場合の仮説は,もちろん算数的規則性の仮説です。
授業は面白くなっていきます。

こういう思考系の問題も,ソフトで上手く作ると授業は変わってきます。連続して変化する様子を見ることができると,思考できる範疇が極めて大きくなるからです。
これは,思考範囲の拡大化をもたらします。研究領域がここにも大きく広がっていることが分かります。

やる気のある先生方とコラボしながら,算数ソフトを開発する時代に次第に向かいつつあります。
私も微力ですが,算数ソフト愛好の先生方と,実践的にコラボソフトを開発していきたいと思っています。
面白い時代になりましたね!!