b8546_300鹿児島の友達,蔵満逸司先生の新刊『小学校の授業づくり・板書・ノート指導』です。

この本に嬉しいページがありました。
2章の15「電子黒板や大型テレビ,プロジェクターを活用しよう」に,算数ソフトがドーンと紹介されているのです!
紹介されているのは,『子どもが夢中で手を挙げる算数の授業』の6年3巻,比例のソフトです。ファイル名は「02,比例しているでしょうか」です。

蔵満先生は,「数値を自由に変えることができるので,豊富な練習問題を次々に示すことができ,問題をたくさん経験させることができる」と書かれています。
算数の重要な点です。数値を変えて類題をたくさん練習する。
こういう学びが学力の基礎をしっかりさせてくれます。
できないと思われていた子も,楽しく練習できるので,力が付いてきます。
同じ45分の授業でも,効果のある授業が出来ます。

また,蔵満先生は,比例のまとめの段階で使ったそうです。
本で,こうした実践事実を示してもらえるのは,とてもありがたいことです。

第3章の6には,算数のノート指導がでています。これがいいです。
補助記号を書くことが普通になるまで指導しよう,とあります。
手堅く計算などをする有効な方法です。そこを自覚的に授業しているのが蔵満先生です。
分かりやすいいい本です!

蔵満先生とは鹿児島で一献かたむけたことがあります。桜島の見えるお店で楽しく歓談しました。
とにかく,話題の豊富な先生です。また,鹿児島に行ったらいっしょに語らいたいと思います。