b8472_200大阪の野口塾。『究極の説得力』の平先生が初登壇です。ちょうど,「縁」の話しで私との出会いを語られているときに,私が入室しました。偶然とはいえ,平先生との強い御縁を感じました。参加されている先生方は,皆さん,平先生の話に熱い感動の連続状態でした。書籍コーナーにたくさん積んであった平先生の新刊。あっという間に売れたそうです。
素晴らしい先生の話を聞けて,本当に良かったと思いました。
--
その日の懇親会。
講座と同じように,大感動のお話しを伺うことが出来ました。松田先生の話です。
ヘレンケラーとサリバン先生の話しのような感動的な話しです。

松田先生が受け持っているクラスに,ダウン症のお子さんがいます。
残念ながら,算数はほとんどわからない状態だそうです。
これまで,ずっとわからないのですから,算数そのものへの興味も持っていません。

でも,松田先生は,「もしかしたら」と思い,その子に算数ソフトを使ってみました。
1年生のソフトの中から,とくに易しい,ブロックを並べるソフトを選んで取り組ませました。

でも,その子はマウスのクリックが思うようにできません。
いつも,真ん中にあるホイールをグリグリ動かしてしまうそうです。
8548御存じのように,算数ソフトはクリックしないと動きません。

どうなることかと思っていたら,嬉しいことに,あっという間に自分でどんどんクリックし始めたそうです。

これだけでも,感動的なでき事ですが,もっと嬉しい感動がその翌日も続いたそうです。
なんと,その子は,昨日の勉強で使ったノートパソコンを運んできて,これをやろう!と先生にせがんだそうです。
ずっと算数に興味を持てなかった子が,自分からやろうと言い出したのです。
まさに,ヘレンケラーの「ウォーター!」が起こったかのような光景を私は感じました。教育の力は素晴らしいです!!
松田先生がサリバン先生のように思えてきました。
そんな感動的な場面に算数ソフトが貢献できました。ありがたいです。

学びの基本は,本人がやりたいと思うことです。
松田先生のクラスのお子さん,きっと算数のことが少しずつわかっていくように思います。
そうなってほしいと願います!
--