b8520_400産経新聞の本の広告欄に,『奇跡のソフト』が掲載されました。
書評のページだったので,本好きの方々の目にも留まったと思います。それだけでも,十分にうれしいことです。

アマゾンのレビューに,3年生の子が4年の角度を分かるようになったことが載っていましたが,そのソフトがこのページにある,分度器の出ているソフトです。

何が便利かというと,パトカーをドラッグすると,角を自由自在に変更できることです。
そうして,[何度なのか見る]をクリックすると,「60度」と表示されます。
表示されたまま,パトカーを動かすと,角の大きさに合わせて,60度と出ていた数も変わります。

重要なのは,こういう仕組みを持ったソフトに触れることです。
「角の開き」と「角度」といった,「様子」と「数」を一致させて何度も見ることができるので,3年生の子にもスッキリわかるのです。

8597_400ハイレベルの学習も,このソフトでできます。
それは,「角度勘」を付ける学習です。
[?]をクリックすると,分度器が消えます。
そうして,角だけが残ります。

この状態で,パトカーを動かし,「さて,これは何度なのか」と考え,当てられるようにします。
これが,「角度勘」をつけるトレーニングになります。
だいたい,プラス・マイナス5度ぐらいの範囲で当てられれば,角度勘はついたとみなすことができます。

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135度の角度を見て,45度と勘違いするのは,分度器のメモリの勉強はできているが,角度の勘は習得できていない,まだ,中途半端な状態にあるということです。

大いに役に立つソフトです。

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『奇跡のソフト』(扶桑社)でグッと来たら,算数クラウドです。