【横山験也のちょっと一休み】№.3650

4年生の角。算数ソフトを使って授業を楽しんだら、テストでほぼ全員が100点となりました。
やっぱり、楽しんで授業をするということは、とても大切なことなのだと思います。

授業を展開したのは、親友の山本幹雄先生です。山本先生が編集長をしている無料のメールマガジン「ぼうけん」の最新号に、「4年角 予想を発表し、分度器を使って計測」という山本先生の記事が載っていました。
それを引用します。
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4年角 予想を発表し、分度器を使って計測

4年生になると、分度器を使った、角度の測定があります。
最初が肝心です。
さくら社から販売されている
子どもが夢中で手を挙げる算数の授業 4年生版」を使用して授業を楽しく進めました。

まずは、〇直角の学習。
これがわからないとはじまらない。
そして分度器の読み方。
逆から読んでしまう子もいるけど、
どちらから読むかをしっかり理解できる。
サンプルを7題解き、いよいよ実践!
以上を踏まえて、角度を予想する問題。
〇直角をしっかり学習しているので、大きな間違いがない。
この場合は、1直角と、2直角の間なので、
90度~180度の間。
予想を発表し、分度器を使って計測。
中心を合わせて、分度器を回す。この作業が楽しい。
(一斉に答えをオープン=100均のホワイトボードが良い)
一番正解に近い子が、次の問題の作業ができる。
ずばり当たると、歓声が上がる。
1度刻みなので、なかなか予想がピタリとはいかない。

作業を終え、正解を発表したら、次の出題をして席に戻る。
出題は、青と赤の円を移動させる。自由に動かすことができるので、無限大に問題を作ることができる。

業者テスト、ほぼ全員が100点でした。
(問題を抜かしてしまった子が1人いました。)
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1時間1時間、子ども達と楽しみながら、授業が進んだのでしょう。
この算数ソフトは、妙に楽しいので、子ども達の「やりたい!」という心をくすぐります。
心がくすぐられると、考える脳も活動しやすくなり、分度器の目盛りの読み方や、角の大きさの把握などもどんどん上達していきます。
その結果として、テストをしたらほぼ全員が100点となり、子ども達も先生も嬉しかったでしょうね。

山本先生の算数ソフト活用授業の様子がこの先の「ぼうけん」に連載されるので、都度都度、私のブログでも紹介していきたいと思っています。
山本先生と子ども達、算数を楽しんでくださいね。

算数ソフトも授業を楽しくします。下の3冊の本も授業を楽しくします。