【横山験也のちょっと一休み】№.3094

ここ数日、カシオの分数電卓を使っています。
1/4+5/3などの計算をやってもらっています。
自分で計算すればいいのですが、自分の出した答えが「絶対に正しいか」と思ってしまうと、自信の程がぐっと下がります。
そんなわけで、未だに愛用しています。

Googleでも計算はしてくれるので、マイクをタップして1/5×3/4などと話しかけると、0.15と小数で答えてくれます。
私の欲しい答えは分数なので、ちょっと残念です。

小数の答えのすぐ上に、式も表示されています。
それが実に面白いです。

「1/5×3/4」と言ったのですが、表示は少し違っています。
「((1/5)×3)/4)」なのです。
かっこがうまく使われていて、計算の順番がよくわかります。

こういう表記がどんどん広まったら、初等数学を少し変えるかもしれませんね。
例えば、
1)大かっこ、中かっこが古い時代のかっことなりそう。
2)分数は上下に書かず、左右に書きそう。
3)÷の記号が/になるかも。
4)分数の読み方が、分子から分母を読むようになるかも。

こんなことを思っていると、「8このアメを4人で等しく分けました。一人分は何個になるでしょう」という問題を見て、「8/4=2」と式を書いたら・・・なんて、思ってしまいます。
こんな時、×になるのでしょうか。
教わった書き方以外を排斥する時代ではなくなっているので、悩ましいことになりますね。

こんなことも考えられて、算数は楽しいです。

この2冊も楽しい算数の本です。


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