【横山験也のちょっと一休み】№.3525

土曜日は、明石要一先生のSG会に参加しました。
今回は、私にとって大ホームランがありました。

それは、片山聖一さんが、ご自身のレポート提案をしているとき、発せられた言葉にありました。

SG会では、「レポートは書いた内容をそのまま読む」というのが原則となっています。片山さんは今回が初の提案でしたので、書いてあることにプラスアルファ―しながら、臨場感を持って話してくれました。
その話の途中。レポートにかかれていな言葉、「矩形」をごく自然に片山さんが使っていました。

「矩形」というのは、今の「長方形」のことです。戦前までの小学校では、先生方が長方形の事を「矩形」と言って教えていました。ところが、戦後、用語が「長方形」となり、「矩形」は使われなくなりました。
そうして、75年以上経過した今、「矩形」を話し言葉で聞くことは完全になくなっていました。

その「矩形」を片山さんが使っていたのです。
私はびっくりして、「どういう環境で使われているのか」と尋ねました。

片山さんによれば、「印刷関係の現場で普通に使っている」とのことです。
「矩形」が印刷関係の現場で、今も生きて使われている。
この事実は、算数マニアの私には非常にBIGビックリ情報です。