b8571_300所見の本がもうすぐ発売になります!

『キーワードでひく小学校通知表所見辞典(CD-ROM付)―ぱっと開いてすぐ書ける1973文例』(さくら社)です。

これはいいです。
所見の文例を読みましたが,編著者の山中伸之先生の真面目な姿勢が伝わってくる秀逸な文例がたくさん掲載されています。

キーワードがいいです。
指導要領からキーワードを選んでいるのです。
骨太です!!
ですので,この文例を読むと,指導要領が大事だと示していることが,しっかり伝わってきます。
それを元にして,所見の例が示されているので,こう書けばいいのかと,強く伝わってきます。

また,嬉しいことに,この本の文例を読んでいると,指導の方向が見えてきます。
こういう方向に導くことが大切なんだ!と伝わってきます。
ですから,学期のはじめや半ばに読んでも,大変ためになります。

ありがたいのは,CDがついていることです。
昔の所見は手書きでした。私が現役を退く頃には,パソコンかワープロ専用機で打ち出すこともありましたが,時には「手書きには心がこもっている」と言われ,PCでの打ち出しを冷ややかな目で見られることもありました。

それが,今は大方がPCです。CDからコピペもできます。その上で,その子にあった文章に練り直すことが簡単にできます。

b8570_300右がそのCDの目次画面です。
学年で検索することもできれば,教科で検索することもできます。
この学年のこの教科と,絞ってテキストファイルを出すこともできます。

文例はテキストファイルになっているので,3年生なら,「分数」などと検索をかければ,該当の所をすぐに見つけることができます。
PCに慣れている先生は,CDの方が使い勝手が良いかもしれません。

この本,アマゾンでただ今,予約受付中です。
1学期の通知表を,より充実した所見で望むなら,この本です!
お手元に1冊,ぜひ!