【横山験也のちょっと一休み】№.3541

平光雄先生の御命日ですね。
もう、何年たったのでしょう。

あの頃と今を思うと、教育も変わった感があります。
教員不足時代がやってくるとは、だれも思っていませんでした。
教育現場がブラックだとか、親の中にモンスターがいるとか、どうも奇妙な職場だと声が上がり、気が付いたら、教員を目指したい若者がどんどん少なくなってきました。

平先生は、天国からこの様子をどう見ているでしょうね。
きっと、道徳の充実を!と歯ぎしりしてみているでしょうね。
芯のしっかりした子ども達を育てよう!と声を上げているかもしれません。
いやぁ、違うでしょうね。
もっと、よく考え、教育の本筋からかくすればよいと言っているでしょうね。その声を聴けるものなら、聴いてみたいです。

そんなことを思いつつ、用事で千葉大学へ行ってきました。
久しぶりの千葉大。
学生がたくさんいると思っていたのですが、暑さのせいか、外にいる学生さんはまばらでした。
学生たちの大きな声も無く、静かなキャンパスでした。

それでも、大学に足を踏み入れると、まだまだ何かやらねばと血が騒ぎます。
その感覚がありがたく、なんだか平先生になった気分になりました。