【横山験也のちょっと一休み】№.3614

土曜日のジョナサンの集まりの前に、稲毛駅近くのレンタルスペースで、「夢中で算数チャンネル」の収録会を開きました。

今回は、主に手作り教材の話を収録しました。
ホワイトボードを使って意気揚々と話したのですが、極太のペンを忘れたため、会場に備え付けのペンで板書しました。これが細字でした。

動画を見ていただくとわかりますが、書いた文字があまりよく見えません。
そこを動画編集の佐々木先生が動画の上に画像などを貼り付けてくれ、内容が伝わるようにしてくれています。

この日に、5年生の体積で使える「体積の重なり君」の話もしました。この手作り教材はとてもナイスです。工作用紙でちょいちょいと作ります。その工作用紙にどうラインを引いたらよいかも話したのですが、画面越しではわかりにくいだろうなと思います。
そこで、画像で表してみました。
5cm四方の積み木が集まっている様子を表しています。
ミソは斜めの線の1区画が《横3cm》《縦3cm》の長さになっていることです。ここを間違えなければ、確かに立体の積み木が集まった形と見えるラインを引くことができます。

体積の重なり君が「夢中で算数チャンネル」にアップされたら、ぜひ、この画像を思い出してください。

こういう物を作って子ども達に見せると、授業が面白くなります。
子ども達の「感覚の脳」が刺激され、「面白そう」とか「これはいったいなんだ」となり、自動的に「積み木(ピース)を並べたもの」と把握してくれます。
「感覚の脳」に受け入れられることは、学習の受け入れ態勢がOKとなっている状態です。ですので、子ども達は「考える脳」をいつでも起動させられる状態になっています。先生は指導したい方向に話を進めていけますね。

体積の重なり君は、4枚5枚と作っておくと、いろいろと面白い授業が展開できます。下の『夢中で算数』の1巻に載っています。ぜひ、お読みいただけたらと願っています。