「チーム算数」開催日でした。
城ヶ崎先生,佐々木先生,藪田先生と私。いつものメンバーです。
基本が「話し」なので,話題はあちこちふらふらしています。
こんなので良いのだろうかと思いますが,それで良いと感じているメンバーが集まっているので,問題はありません。
今回は,珍しく,私が印刷物を2つ持って行きました。
といっても,アフリカ関係の教科書系問題です。
1つは,とっても易しい,1年生の数の問題です。
内容は易しいのですが,皆さん,ササッと問題に取り組むことができません。
すべて,ルワンダ語で書いてあるからです。
でも,しばらくすると,答えを記し始めました。
問題文を読まなくても,問題内容を見て答えることができることを,ここで体験してもらいました。
これが何を意味するかというと,「問題文を読むように」と言っても読まない子がいるのは,ごく自然の流れなのだということです。
ですので,意図的に問題文を読むようにする指導が必要になってきます。
わかりきっていても,3回読む癖をつけさせることです。
それには,テストやプリントは,「実力」の他に「慎重さ」「丁寧さ」を向上させる場であることを自覚させることです。
もう1つは,12年度のケニヤの卒業試験の問題の一部です。
こちらは全て英語です。
こちらも,やってもらいました。
こちらでは,帰国子女など,実力はあっても日本語がよくわからずにいる子の感覚を,疑似体験してもらうのがねらいでした。
単語がたった一つわからないために,とんでもない方向に答えていくことが起こります。
そうなったとしても,その子に「算数の実力」が無いとは言い切れません。
文字が読めないだけなのです。
読めない言葉があったら,「これがわからない」と指摘しても良いと言うことを教えておくことが大切なのです。
道徳の話題も出ました。
受容の話題も出ました。
師匠の話題も出ました。
どれもこれも,面白かったです。
次回は12月5日です。
鹿児島の蔵満先生が参加します。
楽しみです。
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