4年生で学ぶ,平面座標の位置を読み取るソフトです。

「●」の位置を(4,8)と,横・縦の順に数で答えます。
その仕組みに,子ども達が自分から気づいて欲しいと思い,「ヒント」ボタンを付けました。

「ヒント」ボタンをクリックすると,座標に矢印が登場します。

これだけでも,かなりわかりやすいです。
「分かる」とか「理解する」という頭の働きは,1回で成り立つ概念ではありません。最低,3回見る必要があります。
そこで,何度も見ることができるように,座標中の「●」と「矢印」が,マウスを追いかけるようにプログラムしました。
ですので,矢印が出ているまま,座標上でマウスを動かすと,矢印がどんどんかわります。これを見ているのも楽しいです。

その赤矢印と青矢印は,あるきまりに従って出てきます。
そのきまりに子ども達はすぐに気がつきます。
「まず,横に行って,それから上に行く」「上じゃなくて,縦だよ!」
「まあ,そうとも言うね」
答えも見ながら,矢印を見ることもできるので,とってもわかりやすくなります。
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不思議に思うことは,座標の場合は「横,縦」の順になります。
それなら,長方形の面積の公式も「横×縦」と,まず,横から始まるようにすれば,あれこれ整合性が良くなると思うのですが,この2つは逆の流れになっています。
このあたりは面白いところで,材料を集めると,ちょっとした論文が書けますね。