原稿を書いていました。
  『教師のチカラ』(日本標準)8号と,教材開発のメルマガの原稿です。

  メルマガの締め切りは今週半ばなので,お送りしました。
  『教師のチカラ』の締め切りはたぶん11月10日ごろなので,もう少し寝かせてから,お送りします。

  雑誌原稿など,今は締め切り前にお送りするようにしています。
  でも,若い頃は締め切りに1週間遅れることがザラにありました。有名な先生方が締め切りに遅れることを,なんだか楽しそうに話してくれるので,つい錯覚してしまったのです。「遅れることは格好良いこと!」と錯覚したのです。

  ところがある日を境に,締め切りより前に提出するようにしました。すると,今度はこれまでにない感覚が自分の中に湧いて来たのです。
      
   締め切りに遅れていた頃    : 「仕事に追われる自分」(焦りが出てくる)  
           ↓                   ↓
   締め切り前に出すようになって : 「仕事を追う自分」(晴れ晴れとしてくる)

  この変化は実に大きく,急速に忙しさが軽くなりました。
  そうして,それからは遅れることがほとんど無くなり,快調に仕事が進んでいます。

  さて,「ある日」に思ったことです。
  それは,「締め切りは約束事」と思ったのです。
  小学校の先生をしていたので,約束を破るのはちょっと格好悪いです。ましてや,日頃から一方的な約束事「宿題」を出しています。そうして,宿題を忘れた子を叱る立場です。
  お互いに「この日で!」という約束の上で成り立っている締め切り日。それを守れないようでは,宿題忘れの子以下!と情け無く思ったのです。

  それでも,人のやることです。わかっていても,遅れることはあります。その時に,自分をどうするかで,その後が少し変わってくるのだと思っています。