b7870愛媛県の宇和島で開催された「心の教育フェスティバル2015」に行ってきました。
山中先生,野口先生に加えて,私も授業と講話をしてきました。

私の授業は,「姿勢の良い人になろう」です。生徒は3年生と4年生。

子供たちを相手にした授業は退職後ほとんどしていません。
当然のように,指導の腕は「サビ」ついています。現役の頃の切れ味は,もう出てきません。
その歯がゆさもあるのですが,飛び込み授業は特有の「緊張感」が授業全体を支えてくれます。
そこに乗りつつ展開すれば,なんとかなるだろうと思い,授業に臨みました。

授業の本題に入る前に,子供達に2つことを指導しておきました。道徳の学習をするに当たり,常識として知っておいて欲しい事柄です。
いわば,事前学習で道徳学習の心得を示したわけです。

1つは,「人の図」です。
およそ,人は「体」と「頭」と「心」の3つに分かれています。
もちろん,手や足もあり,顔もあり・・・と具体的にあれこれ思いたくなりますが,道徳を考え・感じ・推し進めるには,この3つぐらいにしておいた方がいいのです。
なぜでしょう。それは今は書きません。

この図を書いて,それぞれが担っていることを伝えます。
1,体 → できる
2,頭 → わかる
3,心 → 好きになる

体で「良い姿勢」ができる
頭で,「なぜそれが良い姿勢なのか」とわかる
そうして,「なるほど」と思ったら,良い姿勢が好きになる

こういった流れが,道徳の学びの大まかな流れなのです。

この中の1と2は,学校で先生が教えることができます。
「良い姿勢はこうです。」
「そこにはこういう意味があります。」
と。

しかし,3の「好きになる」ことは本人にしかできません。
力づくでは動かせないのが人の心だからです。
「心は自分で!」
これを知っててもらえると,円滑にすすみます。

子供達が素直に,「良い姿勢がすき」と思ってくれたら実にありがたいです。
しかし,心の内への浸透は時間がかかる場合があります。
逆らう心が出てしまうこともあります。
それでも,太陽のように照らし続けることが道徳の教えなのです。
だから,「自分の心は自分で正しくしていこう」と導き続ける必要があるのです。

こういうことを,姿勢の本題に入る前に,子供達に話しました。
もちろん,もっとあっさりとです。
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授業が終わり,講話になり,参観者の方から少し感想をいただきました。
この部分の話が心に残ったと話して下さった先生がおられ,「さすが,お目が高い」と思いました。

「体の図」の話の他に,もう一つ事前学習として話しました。
自分と人との関わり方の話です。
これについては,次回書きましょう。
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