「ジュンク堂」という書店をご存じと思います。
非常に大きな,あの本屋さんです。

そのジュンク堂さんが毎月『書標(ほんのしるべ)』 を発行しています。
『書標』には,たくさんの本が「今月のおすすめ」として紹介されています。
その3月号の「人文科学」のページに,『関大初等部式 思考力育成法』が紹介されていました。

考えることを考える学習を記録した画期的なルポルタージュと記されています。
そうして,おすすめをしてくれた方は次のように記しています。

「考動力」こそ人間力を鍛える。

「考動力」。この言葉が良いですね。
「考えて動く力」です。

『関大初等部式 思考力育成法』が掲載されたページに,もう3冊の人文科学の本が紹介されています。

『哲学大図鑑』(ウィル・バッキンガム著,三星堂)
『神に異をとなえる者』(アベ・ピエール著,新教出版社)
『神社のいろは』(神社本庁監修,扶桑社)

哲学が図鑑になってしまったのかと思いきや,きちんと論じられていることが書評を読み分かりました。
得意とする分野ではないのですが,ちょっと気になる本です。

『書標』の表紙の題字は陳舜臣氏です。