朝日新聞の窓です。
算数ソフトを使って授業をしたら,難聴のお子さんが数を理解できるようになり,九九も難なく習得していった渥美学級の様子が記されています。
胸が熱くなります。
障害のあるお子さんの算数理解へのお手伝いができたのです。
嬉しくてなりません。

渥美先生から,大きな成果が出ているとの話を知らされたとき,居ても立ってもいられなくなり,釧路まで行きました。
そこで見たのは,算数ソフトをごく自然に使っている楽しい暖かい授業でした。
どの子もこの子もどんどん手を挙げて発表しています。
クラス全体が優秀な子の集まりなのかと思うほどでした。

ところが,北海道の釧路市は学力低下で大変な事態になっています。
学力テストで北海道は全国47位です。
釧路市はすべてのテストで北海道内の平均点を下回っています。
何とかしなければと,学校が地域が動き出して子ども達の学力回復に取り組んでいます。北海道新聞がそのことをとりあげています。
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算数ソフトも,釧路の取り組みへの一つの役割を果たしてるのかもしれません。
私は直接何もできませんが,子ども達が算数の力を付けていける,そういうソフトをこの先も開発していきたいと思います。