【横山験也のちょっと一休み】№.2713

■ 『麒麟がくる』は面白い! ■

明智光秀を題材とした大河ドラマなので、面白そうと思い、『麒麟がくる』の第1回をテレビで見ました。
予想以上に面白かったです。

野盗が村を襲ったとき、野盗の統領が鉄砲を持っていて、一発ぶっぱなしました。
それを見た光秀。
鉄砲が戦に使う道具と知り、それがどんなものなのか知りたいと、一気に火が付きました。
そして、城主に嘆願。
大阪へ向かいました。

これ、小学校の今の時代で言えば、「PC1人1台」に該当します。
昨年11月末頃にPC1人1台がニュースとして流れました。
私は非常に驚きました。
授業システムの戦後最大の激変が始まると思ったからです。
具体的にどういう映像になるのか、自分が想像をするだけでは分かりかねるので、関係あるセミナーに足を向けました。

そんなことをしていたので、第1回の番組を見て、光秀が鉄砲の買付けに向かったように、PC1人1台に強い関心を持つ先生の中から、小学校教育の麒麟になる人が出てくるのだと思えてきました。
浮かんできたのは、前田康裕先生。
同時に、この先、今は見知らぬ先生が続々と武将として登場するのだと思います。
これまでの一斉指導との混在が続きつつ、時代は着実に光秀のような武将の登場へと向かうでしょう。

鉄砲にしろ、PC1人1台にしろ、新しい劇的な道具が登場して来たら、それについて光秀のように情熱をもって情報収集をすることです。
新しい知識を手に入れないと、時代の流れが見えないまま、その先の戦をすることになります。

その先に待っているのは長篠の戦です。
鉄砲を使った織田軍の立ち位置に向かうか。
騎馬隊の武田軍の位置に向かうのか。
それに似た大きな教育の分かれ目がこの先に待っているのかもしれないと、番組の中に感じました。

教育に大きな変わり目がやってきています。
そのタイミングでの乱世大河ドラマ。
なんというか、良いですね。
小説があれば、それを読みたいのですが、どうも無いようです。
見れるときは見ておこうと思います。

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