暑さしのぎに、本を手にしました。
開いたのは、コメニウスの『世界図絵』

この本に「黒板」と「チョーク」がすでに学校で使われていたことが載っています。
1600年代に書かれた本ですから、黒板の歴史は結構長いです。

また、競争のところには徒競走の原型が記されています。
ゴールの線を引いて、それを目指して走りますが、線を越えてはいけないのです!
その昔は柵を作り、柵の中で走っていたので、線のところで止まるというのがルールとなっていたようです。

この本は学習用の絵本(教材)なのですが、その作りに感動をしています。
個人的に教材作りが好きなので、この本の作りを見ると、その創造性の高さに熱くなるものを感じます。
「算数ソフト」は私の作った教材の代表作ですが、創造性というレベルで、この本に近づけていたら良いなぁ、なんて思います。
そんなことを思っていると、表紙の円がCD-ROMに見えてきます。
コメニウスに続いているのは私のなのかもしれないと、ほくそ笑んでいます。
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6月17日(土)「子どもに学ぶ教師の会埼玉セミナー」が開催されます。
私も登壇します。ぜひ、御参加下さい。
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