【横山験也のちょっと一休み】№.2174

静岡の「龍の子幼稚園」の座光寺園長先生が記された『子育て99救急ハンドブック』は良い本ですね。
親御さんからの悩み相談を受けることがある先生には、ぜひ、読んでいただきたいです。
こういう風に話すとよいのかと、勉強になります。

■JICAの広報誌『mundi』のゲラ■
昨年の暮れから、本当に良いことばかりが続いています。

その中の一つは、JICAの広報誌『mundi』の取材を受けたことです。
JICAの案件化調査に採択されたおかげで、ルワンダの初等教育に関わることができました。
それが、続けて普及・実証事業でも採択され、これから3年ほどかけてルワンダでのプロジェクトが進みます。

大変お世話になっているJICAの広報誌からの取材です。
感動と感謝でいっぱいの気持ちになりました。

有難いことに、見開き2ページに及ぶ記事なるとのことです。
そのゲラが先月下旬に届きました。
中を読んだのですが、その扱いの良さに感動しました。

誌面をいい形にするため、現地での写真などを提供しました。
・先生方の研修風景。
・子ども達の授業風景。

珍しいものとして、ルワンダの「500ルワンダフラン札」もお見せしました。
このお札の写真も、記事に載るようです。
なぜ、お札が記事に載るのかというと、お札に授業風景が描かれているのです。
「お札に授業風景」、日本では考えられませんね。

どんな授業風景かというと、中学生らしき生徒がラップトップパソコンを開いて勉強している光景です。
ルワンダでこのお札を見たとき、グッときて、カバンに入れて持って帰りました。
その日以来、ずっとカバンに入れているので、取材の日もお見せできました。

『mundi』は4月1日に発行されます。
楽しみです。

取材を受けている時、編集長の方が南アフリカの算数事情を話してくれました。
これが驚きの内容でした。

小学校の先生の中に、「1+1=11」と答えている先生がいるのです。
どのような事情があるのかわかりませんが、この状態は放っておけません。
「算数ソフトが南アフリカでも使われる日を迎えたい!」と強く思いました。

写真は、ルワンダのエレベーターです。
現在、「-1階」です。

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