b7906さらっと読める面白い本です。
『子どもの遺伝子 スイッチオン!』(村上和雄著,新学社)

だいぶ前に泉さんに紹介されて,読み終えて,ブログで紹介を・・・と思っていたのですが,肝心の本をどこに置いたか・・・となっていました。
それが今日,ひょっこり出てきました。

元気になる,明るくなる,前向きになる・・・。
そっち方面を少し学びたいと思ったら,この本は良いです。
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子どもたちに眠る「可能性の種」は,ある条件が整うと,パッと目を覚まして活動を開始します。その条件とは,心がイキイキすること。つまり,何かに夢中になれることが大きなカギとなります。(p55)
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つくづく,そうなんだよ!と思います。

算数ソフト開発にはまって,もう10年以上も続けています。
それもこれも,自分にフィットする条件があれこれうまいこと重なっているからだと,確かに思います。

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「ゆずる心を持った人」の集団が,生物として最も進化しやすいという結果が出ているそうです。(p156)
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これを知っていたら,いじめる側といじめられる側にこれを当てはめて,話をしたくなります。
力を持って自分の思う方向に向けようとする北風タイプの人は進化しにくく,
言ってもすぐに丸め込まれて,どうにも思うようになりにくい人は,進化して太陽タイプになるかもしれません。
そう思いこむだけでも,楽しい気分になります。
心の中で「負けるが勝ち!」と自信を持って言えてしまいますね。

そんなあれこれが詰まっているので,やや暗いタイプの先生にお勧めです。
根っから明るい先生は読まなくても良いですが,押さえで読んでおくのも良いです。
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明日はチーム算数です。
算数ソフト愛好家の先生達が集まります。
そのソフトの名前は『子どもが夢中で手を挙げる算数の授業』です。
算数で夢中になるのですから,子ども達の心も体もスイッチオンになりますね!
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