b80583年生の「かくれた数」の学習で,奥田先生がすばらしい実践をされました。
ややこしい文章問題の出てくる小単元ですが,奥田先生は,「文章と図と式の関係が自然と理解できたようです。」と記しています。いいですね!

奥田先生は1時間を15分ずつに分けて指導されていました。

1,初めの15分は算数ソフト
まず算数ソフトを使いました。
2本のソフトの中に,文章問題が3問ずつ,合計6問入っています。
これを子供達に見せて,解き方を理解してもらいました。

2,次の15分は教科書問題
それから,教科書の問題に取り組ませました。
そうしたら,子供達が自分で教科書問題をスラスラと解いてしまったそうです。
教科書問題を解くのにかかった時間はわずかに15分程度だったそうです。
驚異的です。

3,最後の15分は計算ドリル
この段階の子供達は,黙々とドリルに取り組んだそうです。
すっかり分かったのでしょうね。分かれば,誰でも集中して取り組みたくなります。
すばらしい実践です。

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「かくれた数」では,文章問題の内容が少々複雑なので,図を書いてから式を書きます。
手順は,「文章問題→図→式」となります。
この「図」は,思考ツールとして位置付いています。
それを自分できちんとかけるようになると,図を問題解決の技として使えるようになります。
類題が出ても図から式がスッキリと分かるようになります。
ですので,奥田先生が図を大切に扱いつつ授業されたことがよく分かります。

算数ソフトを使っている先生方の教室でも,きっと奥田先生のような「みんながわかる」実践が行われていることでしょうね。
嬉しいですね!
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